PGAレギュラーツアー最終戦。125位を巡る悲劇が今年もあった (4ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 このファイナルズの4戦は、とても長くて、非常にハードな"最終予選会"のようなもの。そう考えると、やはりポイントレースで125位以内に入るか、入らないかでは、"天国と地獄"のような違いがあるかもしれない。

 そうはいっても、ポイントレース200位以内に入れなければ、ファイナルズへの参戦さえ認められない。

 その200位目前の201位に終わったのは、ビリー・ハーリー(アメリカ)。ウィンダム選手権では、最終日の最終18番ホールで6mのバーディーチャンスをつかんだ。だが、そのパットはわずかにカップに届かず、41位タイでフィニッシュ。その結果、ファイナルズで巻き返すチャンスも、ほんの1ポイント差で逃した。

 激動の最終戦。優勝したスネデカーがトロフィーを掲げる華やかな舞台の裏で、それとは真逆の"痛恨のドラマ"が展開されていたのである。

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