【木村和久連載】プロアマ再点検。その世界をどこまで知っていますか? (5ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 プロと回るのがそんなにうれしいかって、やっぱり最初はかなり興奮するものです。

機会があれば、1度はプロと一緒にラウンドしてみたいものですね...機会があれば、1度はプロと一緒にラウンドしてみたいものですね... だいたい普通のアマチュアゴルファーは、プロとラウンドする機会なんて滅多にありません。もしそれが、ラウンド代に1万円ぐらい上乗せすればできる状況にあれば、1回ぐらいはラウンドしてみようか、と思いますよね。

 シングルのアマチュアとは、何回かラウンドしたことがある方も多いでしょうが、プロとなると、球筋が違ってきます。アイアンでかなり高い球を打ってきます。これは、アマチュアにはなかなかできないことです。

 もしレギュラーティーでのラウンドなら、パープレーぐらいの勢いで、すべてパーオンでグリーンに乗せてくる感じです。ただ、そこで「やっぱりプロはすごいなぁ~」と言うと、「それでも試合に出ると、ぜんぜんダメですよ。最近は決勝ラウンドに残れませんね」と、ぼやくプロが結構います。

 それでも、特にシード権を持っているプロはすごいですよ。普通のセッティングのコースなら、大概アンダーを出して、スコアが潜りますから。

 何かの機会があったら、一度"なんちゃってプロアマ"でもいいので、参加してみてください。プロの素晴らしさ、そしてプロの厳しさが、はっきりわかると思いますよ。

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