【木村和久連載】「それはゴルフじゃない」
と言われたことありますか?

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 もちろん、スパイクレスといっても、ゴルフシューズの靴底にはギザギザやイボイボがついていて、滑らないように快適にゴルフができるようになっています。

 スニーカーを履いていても、誰もチェックしませんし、プレーするのも問題ありません。でも、ラウンド中に滑って、事故を起こしたりすると面倒です。やはりプレーする際には、ゴルフシューズを履いたほうがいいでしょう。

◆ラウンド途中のリタイア、中抜け
 ゴルフはお金さえ払ってくれれば、途中で抜けたり、やめたりするのは自由です。競技の場合も失格になるだけで、NR(ノーリターン)扱いを覚悟すれば、プレーそのものはできます。

 中抜けの場合の多くはトイレです。これは、生理現象なので仕方がないです。2ホールぐらい抜けていても、笑って見過ごすしかないでしょう。スコアも、2019年から最大スコアの設定ができるので、中抜けしてプレーできなかったホールについては、倍のスコアぐらいで許してもらいましょうか。

 問題は、中抜けしてトイレにいく場合と、中抜けせずに野○ソで済ます場合と、どっちを選ぶかということです。

 先日、超名門コースで"やらかした人"がいたのですが、キャディーさんがそばにいながら、お咎めはナシだったとか。つまり、生理現象はしょうがない――出もの、腫れものに対しては、寛容なんですね。

 というわけで、プレー中にウン○できるゴルフは、偉大ということです。ほんと、クサいオチですみませんねぇ......。

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木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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