PGAツアーが新契約。来季、松山英樹のプレーはどこで放映されるか (3ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 PGAツアーは現在、PGAツアー、ウェブ・ドットコムツアー(下部ツアー)、PGAチャンピオンズ(シニアツアー)に加えて、マッケンジー(カナダ)、ラティーノアメリカ(南米)、PGAツアーチャイナ(中国)と、6つのツアーがあって、年間でトータル150近い大会が開催されている。

 その中には、「第5のメジャー」と呼ばれるプレーヤーズ選手権、年間王者を決めるフェデックスカップ・プレーオフ、さらには2年に1度行なわれるプレジデンツカップ(世界選抜vs米国選抜)も含まれ、約2000時間のライブ放送が可能になる。

 それを受けて、モナハンコミッショナーはこう語って意気込んだ。

「ディスカバリー社との契約で、PGAツアーの視聴は次世代へとレベルアップし、さらなるゴルフファンを獲得することができるだろう」

 では、このディスカバリー社との契約は、日本でのPGAツアーの視聴において影響があるのだろうか?

 もちろん、影響はある。

 日本では現在、PGAツアーのほとんどの試合で、木、金曜日の予選ラウンドをゴルフネットワークが、土、日曜日の決勝ラウンドをNHK BSが放送している。しかし、この契約は2018年まで。2019年からの放送に関しては現在、複数の社が契約に名乗りを上げていて、その交渉中とあって確定はしていない。

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