【木村和久連載】なぜか寝られない...。ゴルフと睡眠の不思議な関係 (5ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 また別のときは、風呂場にスペースがあったので、脱衣所で寝ました。そうしたら、そいつがトイレに起きてきて、足を踏まれてまた大変......って、コントみたいなことが起きてしまいました。

泊まりのゴルフもいいのですが、相部屋は結構きついんですよね...泊まりのゴルフもいいのですが、相部屋は結構きついんですよね... ゆえに今は、誰とゴルフに行こうが、シングルか、シングルユースの部屋でお願いしています。それでもね、慣れない硬いベッドや、エアコンの調整がうまくいかないなど、宿泊先では困難が多いです。

 あと、泊まりのゴルフは、夜中まで飲んだりもしますから、睡眠時間が減ります。しかも、環境に馴染めず、眠れないことが多いです。だから、泊まりのゴルフの2~3日は、思い切り疲労するように、遊びまくります。

 それで、家に戻ってきたら、丸2日は外回りの仕事は入れない。家でデスクワークのみをして、身体の調整を図るのです。

 ゴルフって、1日100回ほどボールを打つだけですよね。それも、長いクラブを使うのは半分以下。それで疲れるのだから、本当に不思議です。

 プロゴルファーは、さらにいろいろなことを考えて神経を使って、とんでもないプレッシャーにも立ち向かわなければなりません。

 ほんと、アマチュアゴルファーで、ゴルフを"遊び"と捉えていて、よかったと思いました。

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木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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