丸山茂樹ジュニアが米国で偉大な受賞。
末はスピースか、トーマスか...

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

WEEKLY TOUR REPORT
米ツアー・トピックス

 AT&Tバイロン・ネルソン(5月17日~20日/テキサス州ダラス)の開幕前日、『バイロン・ネルソン・ジュニアアワード』の授賞式が行なわれた。

 今年は、ガレット・バーバー(米フロリダ州)、トレント・フィリップス(米サウスカロライナ州)、そして米国に在住する丸山茂樹の長男で、まもなく18歳を迎える丸山奬王(しょうおう)の3名が受賞した。

 3人は、今年がジュニア最後の年。9月からはそれぞれ大学に進んで、カレッジゴルファーとして新たなスタートを切る。

受賞者の3人。左から丸山奬王、トレント・フィリップス、ガレット・バーバー受賞者の3人。左から丸山奬王、トレント・フィリップス、ガレット・バーバー この賞が始まったのは、2008年。ジュニアゴルファーとして、世界を舞台にして活躍していることはもちろんだが、選考基準はそれだけにとどまらない。

 何より重要なことは、"ゴルフと学業の両立"。高校での成績も詳細に反映される。さらに、コミュニティでの貢献度やリーダーシップなどの人間性も判断材料となっているため、この栄誉を手にすることは極めて難易度が高い。

 この賞のコンセプトは、メジャー5勝を含めて世界中で通算64勝、PGAツアーで通算52勝を挙げた故バイロン・ネルソンのレガシー(業績)を受け継ぐものだ。

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