2018.02.01

【木村和久連載】シニアゴルファー
「俺も昔は飛んでいた」問題の深層

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 はたして自分は、今の年齢に合ったゴルフをしているのだろうか。自問自答して、今後のシニアゴルフの戦略を考えてみます。

 例えば、こんなのはどうでしょう。

◆ドラコンは狙わない
 どうせナイスショットをしても、210ヤードがいいところだから、諦めます。

◆ニギリをなるべくしない
 昔は相手に言われるがままに挑戦を受けていましたが、今ではごく近しい人と、マジでお茶代ぐらいしかニギリません。ニギらなくても、ゴルフは十分楽しいって知りました。

◆スタートは遅めにする
 何事もゆっくりと、時間に余裕を持つことが大事です。朝食をとり、トイレを済ませて、練習もやって、体をほぐしてからプレーするのが健全かと。

◆ドッグレッグや池越えなど、際どい場面はすべて刻む
 これは、これまでのゴルフで存分に学習してきました。

◆ミドルホールで2オン狙いは380ヤードまで
 昔は400ヤードまで2オンを狙って、たまに乗っていました。今や2オンを狙えるのも、380ヤードのミドルがいいところかなぁ。

◆90台のスコアなら満足
 ごくたまに80台が出れば、なおさらいいですが……。

 そして、最後に一番大事なことは、これです。

「100を叩いても、自分を許す」

 ゴルフ人生は100叩きに始まって、100叩きに終わるんですよ。

「ウエルカム、100叩き」です。頻繁に100を叩く年齢に「とうとうなったかぁ」と、そういう自分を優しくいたわりましょう。

「昔は70台も出したんだぞぉ~」って、それ言っちゃ、さっきの”昔自慢オヤジ”と一緒になってしまいますがな。そこは、黙して語らず、ですね。

◆タイガー・ウッズ復帰フィーバーの中、松山英樹は今季Vの予行演習?>>

◆完全にシードを失った香妻琴乃。下部ツアー参戦で必死に前を向く……>>

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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