オバマ氏と回って判明。ウッズが、
プレーもクラブも人柄も劇的に改善

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 どうやら、今回のウッズはスイングだけでなく、パーソナリティーまで変貌したようだ。復帰の際には、「ニュー・タイガーの登場」ということになるかもしれない。

 また、ウッズは現在、昨年から新しく契約したテーラーメイド社のクラブを入念に試打しているという。ドライバーは、先述のジョンソンが今年初戦で見せた、あの"驚愕のビッグドライブ"、433ヤード(パー4)であわやホールインワン達成かというショットを放った『ツインフェイス』。同モデルについては、ウッズも「非常に好感触を得た」と公表している。

 昨年末、自身のファウンデーションが主催するヒーロー・ワールド・チャレンジ(11月30日~12月3日/バハマ)で、非公式戦ながらも競技ゴルフに復帰したウッズ。トッププレーヤーが集うなか、18人中9位という結果を収めて一定の評価を受けたが、その成績以上に、ウッズの飛距離とスイングスピードには称賛の声が上がっていた。新しいドライバーを手にした今、さらなる飛距離アップが見込めるかもしれない。

 昨年もウッズは、ファーマーズ・インシュアランス・オープンで約1年5カ月ぶりに米PGAツアーに復帰した。しかし、同大会を予選落ちしたあと、ドバイに飛んで腰痛が悪化。ドバイ・デザート・クラシックを途中棄権してそのまま戦列を離れると、4月には4度目の手術を行なう事態に陥った。

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