【木村和久連載】オヤジたちは、なぜ高反発クラブを使わないのか? (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 さすれば、嫌みを言われることもないでしょう。むしろ、「時代は変わったんだ」「徳川から薩長への転換期だ」「日本刀で戦った新撰組が懐かしい」「ここは新時代だから、オレのガトリング砲をぶっ放すとするか」と、まあ、こうなるわけです。


ゴルフの大先輩方が「誠」を大事にされる気持ちもわかりますが......ゴルフの大先輩方が「誠」を大事にされる気持ちもわかりますが......
(2)ゴルフ場に「高反発クラブ利用可能」と掲示させる

 コンペで高反発クラブ使用可のお墨付きが出たら、今度はゴルフ場に認めさせましょう。現に、今は高反発クラブをゴルフ場で使っても構わないのですから。

 でも、それは"黙認"です。本来、カントリー倶楽部は「JGA(日本ゴルフ協会)ルールに則ってプレーされたし」となっているので、気分的には面白くないのです。

 そこを何とか、新しいお客さんを開拓し、飛ばなくなったシニア層を取り込むために、公に「高反発クラブを使ってよろしい」と、お触れを出していただきたいのです。

 場内の掲示板などに、「当ゴルフ場では、プライベートラウンドで高反発クラブの使用を認めます」とね。あるいは、「ビジター客の高反発クラブの使用を認めます」でもいいです。

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