松山英樹とトランプ大統領のラウンドを、
海外メディアはどう伝えたか

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

WEEKLY TOUR REPORT
米ツアー・トピックス

 11月5日、アメリカのドナルド・トランプ大統領が初来日。日本の安倍晋三首相とともに、プロゴルファーの松山英樹が一緒にゴルフのラウンドをしたニュースは、あっという間に世界中を駆け巡った。しかもその一報は、ゴルフメディアに限らず、政治的なニュースとしても大々的に取り上げられたため、「ヒデキ・マツヤマ」の名前はゴルフファンにとどまらず、世界中の多くの人々に知れわたったことだろう。

日米首脳と一緒にラウンドし、海外メディアでも大きく取り上げられた松山英樹日米首脳と一緒にラウンドし、海外メディアでも大きく取り上げられた松山英樹 米軍の横田基地(東京都)にメラニア夫人と降り立ったトランプ大統領は、すぐさま大統領専用ヘリコプターで埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部に移動。そこで待っていた松山の姿を見つけると、大統領は大いに喜んで、大きく両手を広げて松山と挨拶を交わした。そして、まずは"ハンバーガー"でのビジネスランチをとったあと、早速コースへ繰り出した。

 米CNNがその詳細を伝えたが、その事前には「今回、トランプ大統領がゴルフパートナーに選んだヒデキ・マツヤマとは?」と題して、松山の戦績や人となりも紹介した。

「現在、世界ランキング4位のヒデキ・マツヤマは、日本中から大きな期待を背負っている。それは、トランプ大統領にゴルフで勝つことではなく、日本勢として初のメジャータイトルを獲得することだ」

1 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る