日米首脳とラウンドする松山英樹。今季こそピークをメジャー本番に (3ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 昨年、アジア勢として初の世界選手権シリーズを制した松山。2位に7打差をつける圧勝だった。これを機に、1年前の松山は絶好調の年末を迎え、12月には非公式の大会ながら、世界のトッププレーヤー18名が集うウッズ主催のヒーロー・ワールドチャレンジも制覇した。この時期は日本ツアーの2勝を含めて5戦4勝と、まさに勢いに乗っていた。

 自身のプレーについては常に辛口な松山だが、2016-2017シーズンを終えてその1年を振り返ったときに、「61」をマークして世界選手権シリーズ2勝目となる勝利を飾った8月のブリヂストン招待と、1年前のこの時期におけるプレーに関しては、さすがに「納得のプレー」と言及している。

「(試合になると)昨年末の頃や、ブリヂストン招待を勝ったときのプレーをどうしても目指してしまう。あのレベルでプレーできたら、常に優勝争いできるだろうし、メジャーでも勝てるんじゃないかな、という感じがする。

 昨季は、そういういい時期がちょっと早く来てしまったから、今季はそれが年明けくらいに来てくれたらいい。そうすれば、いい感じでメジャー大会を迎えることができると思う」

 松山はそう語って、ピークの来るタイミングがうまくメジャー大会と合うことも願っていた。

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