王者J・トーマスがスマホに打ち込んでいた、驚くべき「目標リスト」 (2ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

◆ジャスティン・トーマスが掲げた『2016-2017シーズンのゴール』
●ツアー選手権に出場する→達成
●メジャーの最終日に、最終組から2組以内でプレーする→達成(全米オープン、全米プロ)
●メジャーに勝つ→達成(全米プロ)
●プレジデンツカップに出場する→達成
※補足すると、トーマスは前年のライダーカップ出場を惜しくも逃している。
●パッティングのストロークゲイン(スコア貢献度)を0.25以上にする→達成(0.289)
●ティーからグリーンのストロークゲインを1以上にする→達成(1.330)
●オールアラウンド()のスタッツでトップ10入り→達成(5位)
(※平均スコアやパット数など、主要スタッツの順位を合計して算出したもの。ゴルフの総合力、万能さを表す数値)
●パー3、パー4、パー5のそれぞれでアンダーパー→達成できず(パー3=3.04)。達成(パー4=3.94、パー5=4.60)
●スクランブリング(寄せワン)でトップ30入り→達成できず(54位)
●出場試合の半分はトップ10に入る→達成できず(出場25試合でトップ10入り12回)
●平均スコアを70より下にする→達成(69.359)

 ツアー選手権後の会見で、トーマスはこうした詳細な目標をひとつひとつ読み上げて、そのほとんどが達成できたことを発表すると、満足そうな笑みを浮かべた。実際、これらの数字を見てみると、トーマスがこの1年、どれだけ安定したプレーを見せて活躍してきたのかがよくわかる。

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