イ・ボミ、畑岡奈紗、永井花奈...。注目女子プロ7名が語る勝利への渇望 (4ページ目)

  • 金明昱、古屋雅章●取材・構成 text by Kim Myung-Wook,Furuya Masaaki
  • photo by Getty Images

三ヶ島かな(21歳)
1996年7月13日生まれ。福岡県出身。今季出場31試合、最高位2位。
賞金ランキング37位(獲得賞金2789万4000円)。

「今季前半戦を振り返ると、山あり谷ありのシーズンでした。スコアもそうだし、ゴルフの調子もそう。ひとつひとつのプレーは悪くないんですが、結果につながらない感じでした。課題は、すべてです。

 あと、みんなから『QT1位』って言われて、前半戦はそのプレッシャーに負けていたな、という感じがします。『そんなの大したことないのに』って思いながらやっていましたけど、最初はそうやって周囲から騒がれていた影響があったと思います。ようやく調子が上がってきたかなって思ったのも、周りの声が静まってからですし。

 終盤戦に向けては、なんとかLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(11月23日~26日/宮崎県)に出場したい。そのためにも、賞金ランキングを25位まで上げたいし、優勝したいです。欲張りかもしれないですけど......。優勝もそんなに簡単にはできないと思いますし。

 技術的には、ショットはそれほど悪くないですから、もう少しパットが入ったらいいなと思っています。特に1ピン以内のパットですね。先日も1mもないバーディーパットを外して、すごくもったいなかった。1ピン以内につけているのに、それを外しているからスコアも伸びないし、結果にもつながらない。結局、最後はパターなんだなって。その辺がかみ合ってくれば、もっといい成績を出せると思います」

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