キム・ハヌル、上田桃子、堀琴音...。女子プロ7名が語る終盤戦の野望 (2ページ目)

  • 金明昱、古屋雅章●取材・構成 text by Kim Myung-Wook,Furuya Masaaki
  • photo by Getty Images

上田桃子(31歳)
1986年6月15日生まれ。熊本県出身。今季出場26試合、優勝1回。
賞金ランキング10位(獲得賞金6171万165円)。

「成績に関して言えば、シーズン前の目標からすると思うような結果は出せていません。それでも、今季は『チャレンジする』ということが目標のひとつだったので、その点に関しては、毎週、毎週、自分なりにチャレンジすることを決めて、それが実践できていたと思うので、すごく充実していました。調子を落としたり、ケガをしたりして、練習ができない時期もありましたが、最低限のことはがんばってチャレンジできたと思います。

 1勝という結果については、もちろん納得のいくものではありませんが、想定内ではあります。やっぱり、ケガをしているとか、体が思うように動かせないとか、そういう状況になると、それがそのまま成績に出てしまいます。それでも、自分ができるベストは尽くしてきました。結果も含めて、『これが今の自分のベストなんだ』と受け入れるようにしています。

 残りのシーズンも、今、自分ができることに対してチャレンジしていく。その目標は変わりません。少しずつ光も見えているので、残りの試合で勝てるようにがんばりたい。そのための準備はきちんとしていきたいと思っています」

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