【木村和久連載】藤井聡太四段に続け。中学生プロゴルファー待望論 (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu


いっそ、幼少期からの英才教育をやってくれるようなところはないですかね...いっそ、幼少期からの英才教育をやってくれるようなところはないですかね...(3)海外留学制度の実現
 高校の合宿ゴルフすらそうそう実現できていないのに、中学校の合宿ゴルフなんて遠い話です。

 だったら、成績優秀者を海外に留学させる手もあります。テニスの錦織圭選手の活躍の陰に、ソニー創業一族のスカラシップ(奨学金=盛田ファンド)があったのは有名な話ですよね。それによって、錦織選手は13歳から18歳までアメリカのIMGアカデミーに留学しますが、留学中も毎年厳しいクリア基準があって、その審査を通らないと翌年滞在できないというものだったそうです。

 奨学金の詳細はともかく、そんなふうにして強い選手、才能のある選手は早くからアメリカに留学させて、本場レベルの実力を養わないと。ソフトバンクとか、楽天とか、儲かっている企業で、そうしたプロ選手の育成サポート事業などをやってもらうことはできないのでしょうか......。

(4)体格のいい野球選手の勧誘
 日本最強のゴルファーと言えば、ジャンボこと、尾崎将司選手です。そのジャンボさん、昔はプロ野球の選手だって知っていました?

 だから、昔から野球とゴルフの選手は仲がいいんですよ。相性もバッチリで、多くのプロ野球選手がゴルフをたしなみます。

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