「今年は誰の年か」。候補はジョンソン、トーマス、スピース、松山... (4ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 メキシコ選手権の初日、2日目には、ジョンソン、マキロイと同組でプレー。優勝争いに加わっていくふたりからひとり取り残されて、悔しさをにじませていた。

「(調子が)悪いときでも、(ジョンソンやマキロイは)ああやってスコアを伸ばしていけるのがすごいと思う。自分にはない力なのかな、と思う」(松山)

 松山が現在、やや低迷している要因はパッティングの不調にある。それをマスターズまでに改善できるかどうか、多くのファンが気になるところだろう。

 その大一番の前には、アーノルド・パーマー招待(3月16日~19日/フロリダ州)とWGCのデルマッチプレー(3月22日~26日/テキサス州)の2試合に出場予定。そこで、本来の調子を取り戻してくれることを望みたい。

 ところで、心配なのはインフルエンザでメキシコ選手権を欠場したデイ。ディフェンディングチャンピオンとして出場する、パーマー招待、マッチプレーでのプレーぶりを注視したい。

 ジョンソンを筆頭に、調子を上げているマキロイ、スピース、トーマス。一方、松山、デイはこのあと復調できるのか。今年が"誰の1年"になるのか、その行方を左右するメジャー第1弾のマスターズまで、もうすぐである。

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