2017.02.26

松山英樹にもチャンス。トロフィーなき
「世界ランキング1位」の重さ

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

「まだ1位になって30分しか経っていないから、わからない。2週間後に、もう一度聞いてくれ」

 そのときにはぜひ、もう一度尋ねてみたいと思う。

 世界ランキングが始まったのは、1986年。以降、最も長い期間、世界一の座に君臨していたのは、タイガー・ウッズ(41歳/アメリカ)。トータル683週にも及んだ。2位は、グレッグ・ノーマン(62歳/オーストラリア)の331週。3位は、ニック・ファルド(59歳/イングランド)の97週と続く。

 近年では、ロリー・マキロイ(27歳/北アイルランド)が95週、デイが51週、ジョーダン・スピース(23歳/アメリカ)が26週、世界一の座に就いた。ウッズが王者から陥落して以降、その座が頻繁に入れ替わる戦国時代に突入したと言える。

 また、今回のジェネシス・オープンの結果いかんでは、松山英樹(25歳/日本)にも世界一になるチャンスがあった。松山は優勝することが絶対条件で、そのうえでデイが25位以下に沈んだ場合だ。

 そんな千載一遇のチャンスを迎えながら、松山は無念の予選落ち。好機を逃した。

 とはいえ、松山のランキングは現在も5位。6位のスピースまでは首位ジョンソンとの差が僅かなので、これから開催されるポイントの大きな試合、世界選手権シリーズ(WGC)などの結果によっては、1位の座が入れ替わることは十分に起こりうる。