2017.02.19

現実味を帯びてきた「限界説」。
どうなる? 今後のタイガー・ウッズ

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 確かに、カリフォルニアからドバイへの移動は、かなりの長旅。普段は、プライベートジェットでどこへでも出かけるウッズだが、今回は給油でストップすることを避けて、一般のコマーシャルフライトでダイレクトに飛ぶことを優先した。そうして、10年ぶりに一般の飛行機に乗ったのだが、その負担が意外と大きかったようだ。

 では、今後のウッズはどうなるのだろうか。

 最も注目されるのは、メジャーの初戦、マスターズ(4月6日~9日/ジョージア州)に出場できるかどうか、だ。

「年が明けると、毎年マスターズに向けて準備をする。それが、20年続いてきたこと。マスターズでプレーするために、今は100%の力を注ぎたい」

 ウッズ本人はそう語って出場を目指すが、一方で、いよいよウッズの”限界説”への現実味も増している。

 元スイングコーチのブッチ・ハーモン氏は、こう不安を漏らす。

「今のウッズのスイングは、どのレベルでも戦えるものではないかもしれない。およそ1年半ぶりに復帰して、棄権が続くのはいい兆候ではない」

 また、自身もケガによる現役引退を決め、現在はラウンドリポーターとして活躍するドッティー・ペッパーは、こんなことを口にしてウッズの”限界説”を肯定する。

「難しいのは、自分自身で”そのとき”を決めることだ」