【木村和久連載】ゴルフの「三大疾病」はどうやって治せばいいか (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 また最近、チッパー(グリーン周りのアプローチ専用に作られたクラブ)の試打をしたら、感じがよかったのでほしくなりました。そこでまず、身近に代用品はないかと思って探していたら、目の前にありました。日頃使っているロフト40度の、8番アイアン相当のユーティリティーが、転がしにちょうどよくて重宝しています。

 でも、アプローチで最も信用がおけるのは、なんといってもパターです。アマチュアはこれが一番。冬場はフェアウェーも枯れていますから、結構転がります。私は、40ヤードまでならがんばって転がしますね。

 パターの何がいいって、ザックリやトップのミスショットがほとんどないことです。距離感だけ注意すればいい、というのが何よりです。

 最後はこちら。

◆バンカー無間地獄

 バンカーは、私もかつて嫌というほど叩いて、トラウマになっています。なにしろ、叩きすぎてスコアを覚えていませんから。

 確か、14か、15打くらいだったでしょうか。これ、ショートのパー3ひとホールでの結果ですよ。ということは、バンカーショットを10回以上やって、ようやく脱出したってこと......。そりゃ、ゴルフが嫌になりますよ。

ゴルフの「三大疾病」もなかなか厄介なんですよね...ゴルフの「三大疾病」もなかなか厄介なんですよね... 今じゃ、バンカーを恐れて、サンドウェッジを3本も入れています。どんな砂にでも対応できるようにしているのです。

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