ツアーに復帰したタイガー・ウッズ。
盟友フェデラーの復活劇に続けるか

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 決勝ラウンドをプレーできなかったウッズは、次戦となる欧州ツアー、オメガ・ドバイ・デザート・クラシック(2月2日~5日)が開催されるUAEに向けて、すぐに旅立った。

 砂漠での戦いとあって、今度は冷たい風を心配する必要はない。問題は、そこにたどり着くまでの飛行機移動だろうか。所要時間は、およそ17時間にも及ぶという。それには、ウッズも不安を漏らした。

「今、不安なのは長い飛行時間だ。長時間のフライトはしばらくやっていなかったから、どうなるのか、やってみないとわからない」

 ツアーに復帰して2戦目。今度は完全復活へのプロセスがさらに進行するのだろうか。

 ウッズがカリフォルニアから地球の真裏となるドバイへ向かっている頃、盟友のロジャー・フェデラーが全豪オープンで復活優勝を遂げた。これで、フェデラーが手にしたグランドスラムタイトルは18個目。ウッズが目指す、メジャー勝利数と同じだ。

 このフェデラーの勝利に、ウッズが大きな刺激を受けたことは間違いない。砂漠の地で"ウッズの狂騒"がさらに熱を帯びるのか、注目である。

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