オフに「お酌の練習をした」松山英樹。2017年初戦も2位と好発進 (2ページ目)

  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko text by Sportiva
  • 益田佑一●撮影 photo by Masuda Yuihci

「ショットに関しては、ほぼパーオンしている。チャンスは多くなかったけれども、いいプレーができたと思う。パットは、よくなったり、悪くなったりの繰り返し。やっぱり、ショートゲームはうまくいっていない。そこをいかに修正するかでスコアが変わってくると思う。まあでも、(ショートゲームに関しては)時間がかかると思っていたので、こんなものかな、と」

 2日目は17番でダブルボギーを叩いたものの、7つのバーディーを奪って「68」。5つスコアを伸ばして、トップと3打差の6位と順位も上げた。

「(課題のショートゲームは)アプローチはそんなに悪い感じはしなかったけど、100ヤード以内の距離感がまだ合っていないですね。(スイングなど)いろいろと変えている部分があって、それがちょっと影響しているかもしれない。それでも、アイアンショットが思うように打てている感じはあるので、そこで(スコアを崩さずに)助かっている。あまりいい感じじゃないゴルフでこの位置(6位)にいられるので、もう少しいい形でショットも、アプローチも、パターも打てるようになったら、楽しみが広がるかなと思います」

 日に日に調子を上げる松山は、3日目でさらに爆発。8バーディー、1ボギーの「66」をマークして、通算16アンダーまでスコアを伸ばした。トップのジャスティン・トーマス(23歳/アメリカ)とは2打差の2位という位置まで浮上し、今季ツアー2勝目を完全に射程圏内に入れた。

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