松山英樹、石川遼、岩田寛、
2017米ツアー、気になる3人の動向は?

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 その後、米本土に舞台を移してからは、松山は1週休んでファーマーズ・インシュランス・オープン(1月26日~29日/カリフォルニア州、トーリーパインズGC)に参戦。翌週のウエイストマネージメント・フェニックスオープン(2月2日~5日/アリゾナ州、TPCスコッツデール)には、ディフェンディングチャンピオンとして出場することになる。

 さらに、タイガー・ウッズ(40歳/アメリカ)が久々に登場するジェネシスオープン(2月16日~19日/カリフォルニア州、リビエラCC)にも出場予定。年明けから、ハワイ、西海岸シリーズと精力的に試合に挑む松山が、どんな戦いを見せてくれるのか、今から楽しみでならない。

 一方、公傷制度によってツアー復帰を果たした石川の2017年初戦は、ソニー・オープン・イン・ハワイか、米本土に移ってからのキャリアビルダー・チャレンジ(1月19日~22日/カリフォルニア州、PGAウエストなど)か、どちらかと見られている。

 今季はここまで3試合に出場して、10位タイ、予選落ち、50位タイという成績で、現在のフェデックスカップ・ランキングは75位。出場可能な20試合の中で、昨季のフェデックスカップ・ランキング125位の454ポイントを獲得できれば、残りのシーズンもツアーに参加できる。そのためにも、早々にポイントを積み重ねていきたいところだが、その分、出場試合を選定するのも大事になる。

 なお、今年初戦をこなしたあとは、ファーマーズ・インシュランス・オープン、ウエイストマネージメント・フェニックスオープンなど、西海岸シリーズに参戦する予定だ。

3 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る