松山英樹も応援。米ツアーを主戦場とする岩田寛の「ハードな挑戦」 (4ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 ショットが復調し、パットが決まったこともあって、サンダーソンファームズ選手権の岩田のプレーはとても安定していた。"苛立ち"を見せることもなく、気持ちも安定していた。最終日は上がり4ホールでパーを死守。トップ10入りへとつなげた。

 松山と並んで、日本人選手によるPGAツアーの"ダブル優勝"は叶わず、「それには、もうちょっと練習しないとね」と、岩田は苦笑いを浮かべた。それでも、先をいく"後輩"の背中を追いかけていく決意は固い。

 今週のシュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン・オープンのあと、年内はRSMクラシック(11月17日~20日/ジョージア州、シーアイランド)に参戦する予定の岩田。PGAツアーでの夢を追う戦いは、これからが本当の勝負だ。

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