【木村和久連載】自分の能力がわかる!?
無料の試打会には参加せよ
あと、今から自分が打とうとしているクラブは、どんなタイプで、どの層にターゲットを絞っているのか、それぐらいは把握しておいたほうがいいです。カタログを見ながら、アスリート向けなのか、シニア向けなのかなど、チェックしておきましょう。値段が高い場合は、いい素材を使っているので、シニア層向けのことが多いですかね。
さあ、試打の順番がきました。
ここで、自分のプロフィールを提出。すなわち、自己紹介ですね。いきなり、「シャフトの固さはSで、ドライバーのロフトは9度を」なんてリクエストをしてもバレますから、ご注意を。
こういうときは、謙虚に下手を装うというか、ありのままを言えばいいのです。
「平均スコアは100前後で、ドライバーの飛距離は220ヤードがいいところです。持ち球はフェードというか、スライスです」
大変よくできました。正直に語ってくれて、これなら試打会のスタッフもひと安心です。「それでは、あなたに向いているクラブを試打していただきましょう!」となります。
最近の試打システムは、主にこうなっています。
(1)「カチカチ」でヘッドを瞬時にすげかえする
(2)コンピューターでデータを測定する
(1)と(2)を同時にやっているところもあります。
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