選手会長・宮里優作が語るHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPの魅力 (2ページ目)

  • 出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato

 注目選手の出場、都内からアクセスがよいコースでの開催、天候など、いろいろな要因が重なったわけだが、それですべてが解決するわけではないと、宮里は強調する。

「自分を含めて、各選手がいろいろ考えさせられた大会だったと思います。あれだけのギャラリーが詰めかけてくれたのは、それだけゴルフファンが多いという証。自分たちのプレーをどう見せるか。それには個々のレベルを上げていくことはもちろん大事ですし、プロとしての意識をもっと高めることも重要だと考えています。

 だから、やり方だと思うんです。プレーで魅せるだけでなく、観戦に行きたいと思わせる工夫も必要。そういう意味で、今度のHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPのギャラリープラザはショップや体験ブースがいろいろあって充実していますし、レッスンやオークションなど、選手との距離感が近い大会なので、ぜひ、足を運んでもらいたいですね」。

 今週11月3日(木・祝)から6日(日)までの4日間の日程で、千葉県にある総武カントリークラブ 総武コースで開催される HEIWA・PGM CHAMPIONSHIPは、PGMスポンサーシップ契約プロの宮里にとって、ホストプロとして参戦する特別な大会だ。

「PGMさんには優勝する前からお世話になっていて、今は兄の聖志もお世話になっています。ホストプロというプレッシャーはもちろんありますが、PGMさんはいつもよい雰囲気を作ってくれるので、試合にはいい状態で臨めています。優勝という形で恩返ししたい気持ちは強いですね」

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