【内藤雄士ゴルフレッスン】ダフリやトップの原因、体の突っ込みを矯正

  • 出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato  中山雅文●撮影 photo by Nakayama Masafumi

白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第31回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

体や頭が流れないようにすることが大事

内藤雄士コーチ:以下内藤 ここ2回、アプローチをレッスンしましたが、難しいですか?

白石あさえ:以下白石 小さい動きなのに、思ったよりうまく当たらないですね。

内藤 白石さんのクセは体がターゲット方向に動きすぎることです。ゴルフ用語で言うとスエーです。白石さんに限ったことではなく、多くのアマチュアがスエーをしています。

白石 ドライバーのレッスンの時にも頭が流れるのを抑えてもらいましたが、直す方法ってありますか? どうしても動いてしまうんです。

内藤 以前のレッスンで使ったレベレージディスク(スイングトレーニング専用のドーナツ状のディスク)を使いましょう。レベレージディスクを左足で踏んで、その状態でアプローチして見てください。

白石 あれ!きれいに当たりますね!

内藤 左に体重を乗せていけない形を作ったことで、体や頭が流れなくなったからです。誰かに頭を抑えてもらうのも効果的ですが、この練習ならひとりでもできますよね。練習器具がなくても、タオルをたたんで踏んだりするのでも代用できます。

 この練習をする時に注意して欲しいのは、ボールを上げようとしないことです。左足が高い体勢を作っているので、少しでもボールを上げようとするとダフってしまいます。この練習を少しして、感覚がわかったら、普通のアプローチを練習して、またうまく当たらないようになったら、左足を高くして体の流れを抑えるといった練習の仕方がいいと思います。

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