ライバルも驚愕。世界トップ10、松山英樹「進化バージョン」のゴルフ (5ページ目)

  • 三田村昌鳳●文 text by Mitamura Shoho
  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 ラウンド後、そう語った松山。つまり、バーディーを逃しても、ボギーを叩かなければ4打のリードは変わらない。その間、相手が焦って無理をする。松山としては、それを傍観していればいいわけだ。実際、松山は前半につけた差をひとつ縮められただけで優勝を飾った。

 松山のゴルフは、紛れもなく世界のトップ10である。日本オープンで、新シーズンの米ツアー1戦目で、その仲間入りをしてもおかしくないほどの"進化"を見せてくれた。

 2016-2017年シーズン、松山にとって米ツアー4年目は、大いなる飛躍を果たすシーズンになると思う。

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