【木村和久連載】超セレブにも
会える!? 海外ゴルフの醍醐味とは

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 アメリカでは、知らない人たちと組み合わせでラウンドすることが結構あります。それでも、一緒に回る人たちは、みんな陽気です。しかも、あんまりうまくないんです。

 おおよそ彼らは、朝イチの最初のティーショットでは2回打って、いいほうのボールを選ぶ"マリガン"をやっていました。それを見たときは、文化の違いを感じましたね。ともあれ、郷に入れば郷に従えと、こちらもマリガンをやってみました。これは、朝から嫌な気分をしなくていい、ナイスアイデアです。

海外では、日本とはまた違ったゴルフが楽しめそうですね海外では、日本とはまた違ったゴルフが楽しめそうですね そうそう、だいぶ前の話ですが、友だちがアメリカでラウンドした際、超有名セレブと一緒の組み合わせになったと自慢していました。聞けば、なんと世界的なミュージシャンのジョン・デンバー(1997年に死去)がひょっこり同じ組に入ってきたんだとか。

 実にうらやましい。すごく得した気分になったんじゃないですか。私も日本では、前の組が小泉首相ってことがありましたが、そのときはSPがぞろぞろいて、ただただ緊張しただけでしたけど......。

 とにかく、アメリカに行ったら、ぜひ組み合わせでラウンドしましょう。思わぬ人と出会えるかもしれませんよ。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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