【木村和久連載】会員よりも、
まずは「友の会」に入るのがおトク

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 たった月1回とはいえ、普通のコースの正規メンバーになったところで、毎月試合に出るのは、至難の業です。最初は気合いを入れていくのですが、1年も経ってくると、試合に出ても"毎回叩いて帰る"の繰り返しで、何ら楽しくありません。むしろ、毎月ストレスがたまって"苦行"のように感じます。しまいには、今月は「家族サービスだから」とか、理由をつけて参加しなくなるのです。

 ですから、試しに「友の会」の月例競技に参加してみるのは、非常にいいアイデアだと思います。その際は、スコアは気にせず、コンペみたいなものと思ったほうが、精神的には楽になりますよ。

(3)ひとりプレーもできる
 最近の「友の会」は、ひとりでふらっと行っても誰かと組み合わせでラウンドができ、非常に居心地がいいです。でも、ひとりでプレーと言えば、以前紹介した「ひとり予約ランド」の普及で(※2015年11月12日配信「20代美女と同伴!? 今『ひとりゴルフ』が熱い」)、かなりのコースがひとりで回れます。だったら「友の会」はいらないんじゃないの、という考え方もあります。

 とはいえ、「友の会」は名の知れたコースのメンバー扱いですから、その気分が違います。毎回知らないコースに行って、おっかなびっくりしてラウンドするよりも気が楽だし、優越感があるのです。

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