「きっかけ見えた」松山英樹。米ツアー最終戦&日本オープンで爆発か (4ページ目)

  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko
  • text by Sportiva

「ショットはだいぶよくなってきている。全米プロ(4位タイ)のときのようなフィーリングに近づいてきているので、あとは、そのフィーリングに(自分が)自信を持って打てるかどうか。悪い期間が長かった分、うまくイメージを出せない面もありますが、練習で悪い部分を取り除いていけば、よくなると思う。今週はいいきっかけが見つかった気配もあったので、それをモノにして、しっかりとスイングを作っていくのが大事だと思っています。とにかく、まずはしっかり休んでツアー選手権をいい形で迎えたい」

 ところで、今季最終戦終了後、10月にはすぐ来季が開幕するが、松山はその開幕戦を欠場して、日本ツアーの日本オープン(10月13日~16日/埼玉県・狭山GC)に出場することを明言した。

「日本オープン出場は、プロになってからは初めて。どういう雰囲気のトーナメントか忘れてしまっている(笑)。でも、(狭山GCは)アマチュアのときに勝ったコース(2012年日本学生選手権)。そういうのもあって、出ようかな、と思った。(ファンの)期待に応えられるようなプレーができればいいな、と思います」

 日本のファンにとって、待望の"凱旋試合"。ツアー選手権での活躍とともに、松山の勇姿が日本で見られることを楽しみにしたい。

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