【木村和久連載】スランプに陥ったときどう対処すればいいか (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 ドライバーが曲がる方が多いですが、そういうときはどうせスプーンも当たりませんから、ティーショットでも19度ぐらいのユーティリティーで打ちましょう。ドライバーが打てないと、「ドラコンも参加できず、つまらない」という方もおるでしょうが、叩くともっとつまらないですよ。

 実際に、そうやってリハビリラウンドをしている人と、何回も一緒に回りました。私の周りでは、わりとポピュラーなやり方のようです。

 でも、何をどう打っても全然当たらない――こういう方は、1回休むのもいいでしょう。

(3)案外、別な方向で気晴らししてみる
 叩きすぎて困っている方は、ちょっとゴルフを休んでください。たぶん、ムキになったり、意地になったりして、体をカチンコチンに硬くさせて、体の可動域を狭めている可能性がありますから。

 昔の私もそうでした。あんまり体が動かないからマッサージに行ったら、「こんなに硬い体、見たことない。(体に)指が入らない」って言われました。そして、「病気してない?」って何度も聞かれました。この硬さで元気なのが不思議なんだそうです。

 とにかく、どうにもならないときは、一度マッサージやエステに行ってみたり、ストレッチしたりするのがいいかもしれませんね。

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