2016.06.30

【木村和久連載】同伴プレーヤーの不正を目撃。あなたはどうする?

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 先日、ショートコースで3度打ちする人には意見しましたが(※6月2日配信「ショートコースで『3度打ち』ってどうなの?」参照)、それは無関係な人だからです。でも、まがりなりにもコンペの同伴プレーヤーなら、他にも共通の知り合いがいるわけで、そちらの人間関係を重視したいです。

 不正で一番多いのは、ボールを打ちやすい場所に移すことです。ディボットや深いラフとか、打ちづらいときにこっそりボールを動かす。もちろん、「スルーザグリーンは6インチリプレース」というルールを適用しているならば、ボールは動かせます。しかし、そんな取り決めもないのに、動かしてしまう人がいます。

 特に、そこそこ上手い人がやりがちです。ラウンド前、「今日は調子が悪いので、ボールは6インチ動かしますので、よろしく」と言えば済む話じゃないですか。そのひと言が言えないんですな......。

 細かい話をすれば、赤杭の外から打つときはクラブフェースをソールしてはいけないのに地面を触っているとか、"2度打ち"したのに申告しないとか、そんな不正はちょくちょく見ます。それらはやっているほうも気づかないんでしょうが、そこら辺は相手の"ゴルフ修練度"が低いと思って、スルーします。

 逆に、パターを打つときにボールに触れてしまった際、みんなが見ていることもあって、「今、ボールにパターが触れてしまいました」という正直者がいます。ただこれは、故意でなければ、ルール的にセーフです。パターを打つとき、ボールに触れても、ボールが動かない限り、何ら問題はないのです。