【木村和久連載】「ナイターゴルフ」に行ったことありますか? (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 それでも、2、3球打てば、慣れてきます。いきなりナイターゴルフをする方は、ひとホール目は練習ということで、スコアは勘定しないほうがいいかもしれませんね。

 堅実にナイターゴルフを楽しみたいなら、夕方スタートをお勧めします。ナイターとはいえ、早い時間帯を選べば、夕方のまだ明るいうちからスタートできます。そうすれば、最初はちょっと暗くなりかけの薄暮でプレーし、次第に照明が灯りはじめて、気がつくとナイターゴルフをやっていた、という感じでしょうか。これなら、自然にナイトプレーに移行できます。

 照明は、場所によってムラがあります。ですから、ボールもピンクとかオレンジとか、派手で見えやすいカラーボールを使ったほうがいいです。

 林に入って、ボールを探すのはどうでしょう。正直、探しづらいです。その場合、ローカルルールか、プライベートルールなど、ラウンド仲間とあらかじめ決めておいて、うまく対処するのが無難かと思います。あまりボールを探していると、元気な虫たちに刺されたりしますからね。

 そうそう、9月頃にナイターゴルフに行くと、虫が大合唱してお出迎えしてくれることも。その雰囲気もまた、情緒があって結構いいです。

 さて、ナイターゴルフに来られる方ですが、どのような方が多いのか。

 朝が苦手な人にとっては、福音でしょう。仕事柄、昼間に時間が取れない人にもいいかも。あと、極端な汗っかきとかね。

 個人的には、酷暑時はゴルフをしません。でも、避暑地やナイターなら、と思いますね。

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