【木村和久連載】腕前が頭打ちの方にオススメの「武者修行」 (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 ダブルスの試合は、最近は“ベストスコア”を出すのが主流です。普通にラウンドして、1ホールごとによかったほうのスコアを採用し、それをチームのスコアにする、というものです。

 ふたりで回ると、いいとこ取りのスコアになりますから、通常より3~4打いい成績となります。「あれぇ~、70台出ちゃったよぉ~」なんてことになる可能性も大です。ただ、18ホール回って一度も自分のスコアが採用されなかったとなると、結構へこみますから、相棒の選び方はほどほどうまい人にしましょう。

 世の中には、いろいろなコンペや競技があります。毎回“お友だちラウンド”をしていると、だんだんと気持ちが緩んで、腕前も頭打ちになりがち。「武者修行」と大げさに考えなくても、たまには気分を変えて“プチ冒険”してみてはいかがでしょうか。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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