【木村和久連載】腕前が頭打ちの方にオススメの「武者修行」 (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 まあ、最初は友人とふたりぐらいでエントリーするのがいいでしょう。それで、他ふたりは見知らぬ方との組み合わせでラウンドすることになると思いますが、それでいいのです。知らない人とラウンドする、それこそが武者修行の目的ですから。

みなさんも「武者修行」として、いろいろなコンペに参加してみてはいかがでしょうかみなさんも「武者修行」として、いろいろなコンペに参加してみてはいかがでしょうか ともあれ、多くのオープンコンペは"試合"という雰囲気は微塵もなくて、和気あいあいとしたものです。気合いを入れていくと、むしろ拍子抜けしてしまいます。オープンコンペをやっているという証拠は、クラブハウスのロビーに展示してある、盛りだくさんの景品ぐらいですか。

 オープンコンペの集計は、参加者みんな、さっさと帰りたいので、ハーフのみを新ペリア方式で計算することが多いです。ですから、ラウンド終了時には、順位が勝手に張り出されていて、表彰式などのパーティーはなし、ということが多いです。

 もちろん、18ホールの集計をするコンペもありますし、ラウンド後のパーティーに出席しないと賞品はあげません、といったものもありますから、それは事前に確認してくださいね。

 賞品は本当に豪華です。メーカー協賛のキャディーバッグなんかは当たり前。海外航空券とか、海産物詰め合わせとか、1000円~2000円のコンペ参加費(もちろんプレーフィーは別)からは考えられないような、豪勢なものばかりで驚きまくりです。

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