テレビに映らないマスターズ。ラウンド後に猛練習していたのは誰?

  • 文・写真●ヨッシー小山 text & photo by Koyama Yoshie

 今年のマスターズが最後と宣言したトム・ワトソンや、去年優勝したジョーダン・スピースが来た時に、観客はスタンディングオベーションでお迎えしました。この観客と選手の一体感もマスターズの魅力のひとつですね。

 アーメンコーナーはとても人気のスポットなので、マイチェアで見るなら、到着後まずここに椅子をセットしてから、あちこち観戦に向かわれることをおすすめします。本戦になると、ロープ内の椅子専用スペースに、何列もきれいに椅子が並びます。たとえここで椅子が空いていたとしても、ずかずか入り込んで観る人はいません......のはずが、時々、マナー知らずの方がお目当ての選手のプレーの間だけ、他人の椅子に座っていくこともあって、そこは残念な気持ちになりました。

 マスターズ会場は、まるでディズニーランドを思わせる夢の国のような世界。ゴミひとつ落ちてないし、スタッフの皆さんの対応も素晴らしいです。改めて、観客の私たちもマナーよく観戦せねばと思いました(写真4)。

(写真4)ゴミ拾いのボランティアスタッフの方々(写真4)ゴミ拾いのボランティアスタッフの方々

 アーメンコーナーを堪能したあとは、選手について数ホール回ったりして、歩きながらの観戦も楽しみました。
 
 17番ホールの砲台グリーンに来ると、ちょうどジョーダン・スピースの組がパッティングをするところで、後続に松山英樹くんの組が続いていたので、ここにまた椅子をセットして観戦することにしました。

2 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る