【木村和久連載】アマゴルファー最初の難関、「100切り」の極意 (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 クラブハウスなど建物が立派で、かつてはバブルだったんだな、と感じるコースのほうが、襟を正す意味でもいいです。そしてそのコースが平らで、OBラインがあっても広めにとってあったら、かなりの好条件と言えます。加えて、ティーショットでミスしてOBになったとしても、相当進んだ地点に“前進4打”、あるいは“前進3打”のティーがあれば、言うことなしです。

 アマチュアゴルファーで、やってはいけないのは、1ホールで10打ぐらい叩くことです。この“炎上”がなければ、メチャクチャひどいスコアにはなりません。

 というわけで、ベストスコアを更新しやすいのは、おおむね簡単なコースです。そうしたところでのラウンドを繰り返して、どんどんゴルフを楽しみましょう。実際、その後「90」の壁にぶつかる2、3年の間は、すこぶるゴルフが面白いし、ベストスコアの更新が続きます。

 そうやって、だんだんうまくなってくると、今度は「80台を出したい」という欲が出てきます。そんな“90の壁”のお話は、また今度、別の機会に書かせていただきます。

 それでは、みなさん、練習に励んでくださいね。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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