2016.02.18

【木村和久連載】明日のプレーに役立つ、ゴルフの「名言・格言」

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 次は、映画『ホワイト・クリスマス』(1954年/アメリカ)で一世を風靡したアメリカの歌手・俳優、ビング・クロスビーの言葉です。

「どうしても友だちになれない人種がいる。小さな嘘をつくやつと、アイアンの飛距離を自慢するやつ」

 アメリカでは50年も前に「意識高い系」のゴルファーが、すでに存在していたとは......。「俺は、9番アイアンで150ヤード飛ばす」的なホラ発言は、永遠に不滅なんでしょう。

"もうひとりのクロスビー"もいいことを言っています。ビング・クロスビーの息子で、トップアマだったナサニエル・クロスビーの発言です。

「飛距離は捨てても9割残る。方向性を捨てたら何も残らない」

かつての名選手や著名人が残した「名言・格言」には、教訓になる言葉がたくさんありますかつての名選手や著名人が残した「名言・格言」には、教訓になる言葉がたくさんあります  この言葉は、個人的に大好きです。できれば220ヤード飛ばしたいと思っていた飛距離を、たとえ200ヤードであきらめたとしても、フェアウェーをキープすれば、ボギーぐらいはとれるでしょう。でも、方向性を捨てたら、即OBでスコアにならない。

 だから、"飛んで曲がる球"と"飛ばないけど曲がらない球"のどっちを選ぶかと聞かれたら、私は迷わず後者を選びます。多くのアマチュアは、そこをあまり理解していないのかと思います。