2016.02.11

【木村和久連載】ゴルフの腕前はダイエットと同じ。現状維持でOK

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 ダイエットと一緒です。「痩せない」とグチるより、現状維持をしていることに感謝しないと。どうせ寒いうちは結果が出ませんから、2月に練習を開始して、多少うまくなるのが5月。絶好のゴルフシーズンに合わせるのがよろしいかと。

ゴルフもダイエットと同様、努力の成果がすぐに出ることはないと思いますよ ゴルフは、日頃からやっていないと腕が落ちるスポーツですが、たっぷり練習した翌日でも、結構叩きます。朝、スタート前の練習で調子がよかったりすると、また叩く。逆に、練習場で調子が悪いと、ラウンドではそこそこよかったりします。

 何でこうなるかというと、ゴルフの腕前には連続性がないからです。

 プロの試合を見てもわかるように、4日間好調を維持するのは至難の業です。初日、スコア「64」を出してトップに立ったとしても、大概その選手は優勝しません。ましてやアマチュアなんか、前日の練習で「調子がいい」からと言って、その好調が続く保証はないのです。

 歴史上、最も偉大なプレーヤー、ジャック・ニクラウスの勝率は、全盛期で2割と言われています。つまり、30試合に出場して6勝。年間6勝もしたら、余裕で賞金王になれますね。でも、それだけ強い選手であっても、残り24試合は優勝していないわけです。

 また、優勝したプロゴルファーが、翌週の試合で予選落ちすることはしょっちゅうあります。ほんと、ゴルフは好調を維持させるのが難しいスポーツです。

 そんなゴルフの上達のために、我々はどういう気持ちで精進すればいいのでしょうか。