【木村和久連載】圧倒的な充実感! 1泊2ラウンドのススメ (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 また、九州の“ゴルフ天国”宮崎も、空港近辺にコースがありますから、1泊2ラウンドには最適です。夜の宮崎は、「ラウンジ」という安いガールズバーみたいなお店がたくさんあって、キレイなお姉さん(?)と一緒に、2000円ぐらいから飲めます。宮崎は、ゴルフとキャバクラが融合した『ゴルキャバ』発祥の地ではないか、と密かに思っております。

交通機関が充実している日本。北海道から沖縄まで、朝出発してその日にラウンド可能なところは結構多いんですよ。交通機関が充実している日本。北海道から沖縄まで、朝出発してその日にラウンド可能なところは結構多いんですよ。 飛行機の次は、新幹線利用ですね。

 私の地元・仙台は、東京から2時間かかりませんから、遅めのスタートなら、当日のラウンドもできないことはないです。実際、私は高校の同級生と、松島のコースで待ち合わせ。朝、世田谷の自宅を出て、10時過ぎにはゴルフ場の1番ティーグラウンドに立っていました。しかも、同伴メンバーが幼馴染って、なんか不思議でしたね。

 そんなわけで、1泊2ラウンドは、宿とコースの移動時間をできるだけ短くすると、夜は時間が空きます。どうせ、ゴルフ好きオヤジの観光と言ったって、夜のネオン街ですから、そこでハメを外せばいいのです。

 そもそも、ゴルフ場自体が観光スポットじゃないですか。これからは、紅葉真っ盛り。プレーにばかり夢中にならず、景色を見て、楽しみ、紅葉を愛でれば、「いとをかし」ですよ。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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