【木村和久連載】新品か中古か。近年のゴルフ用品買い替え事情 (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 とはいえ、私もそろそろ買い替え時期かな、と思っています。話題の新作が出て、さすがに「これは飛ぶ!」と感じたら、検討するんじゃないですか。だから、いろいろな賞を獲って、口コミの評価が高いドライバーには、わりと気を配っていますね。

 個人的な印象で言えば、多くのアマチュアゴルファーも、同じような感じではないですか。ドライバーを新しいものに換えるのは、5年に1回ぐらいといったところでしょうかね。

 最近は、中古品のマーケットが充実しているので、発売されて半年くらい待てば、お手頃の値段で買えたりします。そこで購入するのもアリですね。そうなると、もっと短期間のうちに買い換えている方も結構いるかもしれません。

 また、クラブの購入を考えた場合、中古マーケットでは需要に対して価格が正直に反映されます。人気商品はなかなか値落ちしません。それだけ支持されているわけですから、そこを考慮に入れるのも、ひとつの選択肢です。

 ドライバーの次にモノが動くのは、ユーティリティーです。

 これは、いろいろな形状があるので、新作がどんどん出てきます。実用的ですから、飛距離や曲がりなど、自分の望む方向性を探して、1本は必ず入れておきたい代物です。ギアに凝る人にとっては、たまらないジャンルでしょう。そういう意味では、ドライバーよりも頻繁に買い換えられている可能性もありますね。

2 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る