【女子ゴルフ】小林浩美会長が語る「世界で勝つための条件」 (4ページ目)

  • 柳川悠二●文 text by Yanagawa Yuji
  • photo by Getty Images,Kai Keijiro

世界で勝てる選手を育てたいと語る、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長世界で勝てる選手を育てたいと語る、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長

―― 小林会長がデビューした80年代とは、女子ゴルフ界を取り巻く環境も大きく変わりました。高校卒業後に、ソフトボールから転向してきた小林会長や、先輩の岡本綾子プロとは違い、今は若い頃からゴルフを志す選手がほとんどです。

小林 そうですね(笑)。今はシード選手の平均年齢が26歳と若年化しています。ジュニア時代からゴルフを始め、そのままプロになる傾向が、宮里藍選手が登場した2003年以降ずっと続いています。だから、ジュニア時代からそのまま一緒にプロになっている選手が多いです。また、クラブもボールも進化し、コースの総距離も私たちの時代より200ヤード以上伸びて、平均6500ヤードぐらいで試合をしています。ゴルフウエアも種類が多く、より華やかで、おしゃれに相当気をつけているようです。アマチュアの方も、ゴルフ場ではカラフルなウエアを着ていただき非日常を楽しんでいただきたいです。

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