【木村和久連載】ゴルフ中の「トイレ問題」。私の対処法

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 ともあれ、基本的に大切なことは、体調管理ですよね。プレイ前日は、お酒などを飲まずにさっさと寝ることです。そして、コースにはスタート1時間半くらい前には到着し、朝ごはんをしっかり食べて、それから練習すれば、自ずとトイレに行きたくなります。そういうライフスタイルを確立するのが理想です。

 ちなみに、プロゴルフの世界でも“トイレ問題”はあるのか? そりゃ、ありますよ。朝のクラブハウスのトイレは“大渋滞”だと聞いています。選手たちも、出そうと必死なんですね。

 某選手は、試合中にトイレに駆け込みましたが、間一髪間に合わず、漏らしてしまったことがあるそうです。仕方がないから、その後は晴れているにもかかわらず、カッパを着てプレイしたという話です。

 今後、ゴルフ人口も高齢化が進んでいきます。ゴルフ場におけるトイレ需要はますます増していくことでしょう。いっそゴルフ場は、工事現場にあるような仮説トイレでもいいから、各ホールに設置してみてはどうですかね。もしかすると、それがいい宣伝になって、“トイレ好き”のゴルファーが大挙してやってくるかもしれませんよ。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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