松山英樹が自己分析する「完全復活のカギ」とは?
マスターズ(4月10日~13日/ジョージア州)、RBCヘリテージ(4月17日~20日/サウスカロライナ州)と2試合連続予選落ちを喫した松山英樹が、5月1日から(5月4日まで)ノースカロライナ州で開催されたウェルズ・ファーゴ選手権に出場。初日に3アンダー、7位タイと好スタートを切ったものの、2日目以降はスコアを伸ばせず、結局通算2アンダー、38位タイに終わった。
3試合ぶりに予選突破を果たした松山英樹。 前週のチューリッヒクラシック(4月24日~27日/ルイジアナ州)を予定どおり休暇にあてた松山。おかげで、今大会には心身とも万全な状態を整えられたようで、そうしたコンディションのよさがそのまま初日の結果に表れた。
特に10番スタートの前半は完璧に近かった。ティーショットはほぼフェアウェーをとらえて、4つのバーディーを奪った。後半こそ、短いパーパットを2回外す(2番と6番)などしてスコアを落としたものの、トータル69というラウンドには松山も満足そうな表情を浮かべた。
「後半はショートゲームでミスがあったけれども、これだけいいプレイができたのは久しぶり。今日の結果だけで、すべてがよくなったとは言えないけど、実戦で一日でもいいプレイができたことは自信になる。調子がよくなった要因は、たくさんあります。前回(RBCヘリテージで)予選落ちした中で見えたことがいろいろとありましたから。また、(予選落ちしたことで)1週間のブレークが少し長くなったので、肉体的にも、精神的にも、リラックスしながら練習できた。それが、よかったのかもしれない」
2日目も引き続き調子を維持していたが、1番スタートの前半、ふたつのロングホールでボギー。スコアを伸ばすチャンスを逃し、通算3アンダーのままで順位は17位タイに後退した。
「パットに関しては、ロングパットだけはよかった。でも(全体的には)『今日は(パットが)よくない日が来たかな』という感じだった。明日はどうなるかわからないけど、自分ができることをしっかりやって調整していきたい」
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