2014.03.06

百花繚乱の女子ゴルフ界を新たに彩る3人の「ヒロイン候補」

  • 野崎 晃●文 text by Nozaki Akira
  • 日刊スポーツ、小内慎司●写真 photo by Nikkan sports,Kouchi Shinji

 岡村と同様、単年登録選手として昨季プロデビューを飾った辻梨恵(つじ・りえ/20歳)も、楽しみな存在だ。

 昨季は、6月のニチレイレディスで6位タイ、10月のスタンレーレディスで7位タイと2度のトップ10入りを果たしたものの、出場33試合中18試合で予選落ち。賞金ランキングは62位にとどまり、目標としていたシード権獲得は果たせなかった。しかし、QTで18位となって今季の出場権を獲得。辻は巻き返しに燃えている。

愛らしいルックスで人気上昇中の辻梨恵。1994年1月28日生まれ。神奈川県出身。A型。得意クラブはドライバー。「昨季はツアーの1年間を、どのように戦い抜くかのリズムをうまくつかめませんでした。疲労も重なり体力のなさを痛感しました」と昨季の反省を踏まえて、年明けからハードなトレーニングを開始した。

 成人式を終えると、同じ新成人の渡邉彩香(昨季賞金ランク46位)とともに静岡・熱海で合同合宿を実施。渡邉の専属トレーナーの指導のもと、ジムで筋力トレーニングに励み、砂浜では徹底して走り込んだ。朝から夕方までみっちり1週間、基盤となる体作りに専念。体力強化を図って、それから実践練習に入っていった。

「昨年の開幕前は何をどのように準備していいのかわからなかったけれど、今年はいいスタートが切れそうです」

 万全の準備を整えた辻。ツアー2年目の初勝利も夢ではない。

 ここに挙げた3人の他にも、才能ある若手選手が続々と控えている女子ゴルフ界。今年はどれだけ“ニューヒロイン”が誕生するのか、期待が膨らむ。

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