【女子ゴルフ】全英女子、悪天候に泣いたW宮里。メジャー制覇へ何が足りないのか (3ページ目)

  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko text by Sportiva
  • photo by Getty Images

 宮里美香は今季、クラフトナビスコこそ予選落ちに終わったものの、全米女子プロ選手権2位タイ、全米女子オープン7位タイ、そして今回の全英女子で4位。まさにメジャータイトルまであと一歩のところまで来ている。今後は、その一歩をどう埋めるかが課題となる。
「今回、久しぶりにジエと一緒に回りましたけど、彼女の強さがまた戻ってきたことを実感しました。ぶれないのが彼女の強さですが、それを目の前で見せつけられた。一緒に回って、これだけの差(11打差)がついたのは、(自分には)まだまだ足りない部分がある証拠。何が足りないのか、自分の中で整理してやっていきたい」

 今季も日本人による海外メジャー制覇はならなかった。しかし期待の“W宮里”がメジャーで優勝争いを演じる機会は確実に増している。悲願達成の日は、まもなく訪れるだろう。


第36回全英リコー女子オープン
1位 -9 シン・ジエ
2位 0   パク・インビ
3位 +1 ポーラ・クリーマー
4位 +2 宮里美香
5位 +3 ユ・ソヨン
       カリー・ウェブ
以下、日本人選手の成績
26位 +11 一ノ瀬優希
         宮里 藍
39位 +14 原 江里菜

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