鎌田大地の鳥栖時代から変わらぬ才能とは? EL準決勝第1戦で決勝弾 (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by AFLO

 フランクフルトで、鎌田は3-4-2-1のシャドーの一角としてプレーしているが、攻撃的なポジションはどこでもこなせるだろう。トップ下、偽9番、サイドアタッカー、インサイドハーフ。やるべきプレーを心得ているし、いるべき場所も知っている。中盤に落ちても、サイドに開いても、そのプレーは効果的だった。技術面がクローズアップされるが、知性を感じさせる選手だ。

 カタールW杯に向かう日本代表で、鎌田の持ち味を生かせないなら、それは大きな損失と言えるだろう。

 5月5日、フランクフルトはホームにウェストハムを迎え、決勝進出をかけて第2戦を戦う。
 
 

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