リバプールが今季4冠へ向けてラストスパート。相手の裏をみごとに突く痛快な攻撃のポイントは何か
Question
サラーへ縦パスを入れたあと、リバプールはどのように相手を崩したか?
プレミアリーグ第30節、リバプールがホームにマンチェスター・ユナイテッドを迎えて4-0と完勝し、シーズンダブルを達成した。
リバプールはこの第30節終了時点で、首位マンチェスター・シティに勝ち点1差の2位。優勝争いはますますヒートアップしている。
ユナイテッドは、守備時は5-3-2のシステムでリバプールにスペースを与えない形で臨んだが、開始5分にルイス・ディアスが早々に先制。その後、モハメド・サラーが2点、サディオ・マネが1点と、3トップが揃って得点する圧勝劇となった。
今回は、ディアスが挙げた先制点のシーンをピックアップする。
前半5分、リバプールはビルドアップで右サイドのトレント・アレクサンダー=アーノルドに展開。
アレクサンダー=アーノルドがサラーへ縦パス。このあとリバプールはどんな崩しを見せただろうかこの記事に関連する写真を見る 前線のサラーが、相手のディオゴ・ダロトのプレッシャーを受けながらボールを受けに下りてきて、そこへアレクサンダー=アーノルドは縦パスを出した。
次の瞬間から、リバプールはどのようにユナイテッドの守備を崩していったのか、というのがQuestionである。
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