がんばれ香川真司、カタールW杯出場へ正念場。チームのどのポジションで活路を見いだせるか (4ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO

 1トップ下でレギュラーを狙うなら、相手ボックス内でフィニッシュに絡むプレーにこだわれるか。ウイングでプレーする場合も、ゴールに直結するプレーが求められる。そうではなく、攻撃の組み立てに関わりたいのであれば、ダブルボランチの一角として新境地を開拓できるか。

 いずれの選択をするにせよ、来年6月30日までの契約期間内に、それなりの結果を示す必要がある。仮に来年の冬もしくは夏に移籍するにしても、メンバー外が続く状態は新天地探しをさらに難しくしてしまう。

 カタールW杯は来年11月。そこを目指す香川にとっては、まさに正念場のシーズンだ。香川が今回の難題をどのようにしてクリアするのか、要注目だ。

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