2020.11.30

南野拓実のライバルが得点量産。ゴール前の動きがハイレベルで秀逸!

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

◆フィルミーノは「偽9番」以上の働き。リバプールのエンジンはここが凄い>>

Answer
2列目からフリーの状態でペナルティーエリアに進入

 右サイドのカーティス・ジョーンズからロバートソンへサイドチェンジのパスが通り、レスターの守備陣形は左にスライドした。ラインを揃えながら前線に張った3人をそれぞれが捕まえていたが、2列目のジョッタは中間ポジションで常に浮いていた。まずこのポジショニングがポイントだった。

ジョッタはFWふたりの間を抜け出しゴール前へ。ヘディングシュートでゴールを奪った ロバートソンがロングフィードをコントロールし、飛び込んできたDFを交わしてルックアップ。その瞬間にジョッタは動き出した。

 この時、中央のレスターDFジョニー・エバンスはサディオ・マネの、クリスティアン・フクスはロベルト・フィルミーノのマークについて、ナンパリ・メンディの裏にいたジョッタはフリーだった。

 ジョッタはそのスキを突くように2列目から飛び出し、ペナルティーエリア中央へ加速した。それを見たロバートソンはすかさずクロスを供給。フクスはジョッタの姿を捉えてすぐにフィルミーノのマークを捨てて中に絞ったが、すでにジョッタに内側を取られていた。

 ロバートソンのクロスは、トップスピードで入ってくるジョッタの頭にピンポイントで合い、ジョッタはファーに流すシュートでフィニッシュ。

 ジョッタのこのゴールはホームでの4試合連続ゴールとなり、リバプールのクラブ史上初の記録となった。この試合では欠場したモハメド・サラーの穴を埋めた。今後はオプションやバックアッパーとしてだけでなく、不動の3トップのポジションを脅かす存在にもなりそうだ。

【動画】ジョッタ大活躍! リバプールvsレスターハイライト
(ジョッタのゴールシーンは2分33秒〜3分12秒)

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